分割貸しのメリット・デメリット

オーナー様のご都合やテナントからの要望、管理会社等からの提案などの理由から区画を分割してお貸しする場面があるかと思います。そうなった場合のメリット・デメリットを記載します。また、分割貸しを検討している、今後分割貸しの可能性があるという方はご参考にして頂ければと思います。併せて「分割貸しの注意点」もご参考にして下さい。

参照:分割貸しの注意点

 

 

まずは、分割貸しを検討するのはどのようなときでしょうか。

  • オーナー様のご事情により
  • 入居を検討しているテナントからの要望
  • 入居済みのテナントから坪効率が悪いので、面積を減らしたいとの要望
  • 面積が広いため募集してもテナントが決まらず、管理会社等からの提案

参照:原価率・坪効率について

 

上記の他にも様々な理由があると思います。しかし、ご自身の都合のため、テナント・管理会社から言われたからといって分割をしてはオーナー様にとって不利益となるかもしれません。分割した後のことをよく想定しましょう。では、分割貸しのメリット・デメリットはどのようなことがあるでしょうか。

 

メリット

  • テナントの要望面積を提供できる
    ビルの立地等は気に入っているが面積が広いという場合に、テナントが要望する面積にでき入居の可能性が高くなります。募集(業種)の幅が広がります。
  • 空室時のリスクが分散する
    ある区画を2分割にして貸していた場合、一方が退去となっても、もう一方のテナントが入居中のため賃料収入がゼロになることはありません。

デメリット

  • 工事が発生しその費用、時間がかかる
    分割貸しをするのには、分割数に応じて区画の形成やインフラ設備の整備が必要となります。そのためオーナー様で工事の発注や設計図の作成をすることになり、オーナー様の手間や費用負担があります。テナントが早期に入居希望の場合は、工事を行う都合上テナントの入居日はオーナー様の工事完了後となり、賃料発生日も遅れてしまいます。また、分割工事により共用部ができ清掃等も発生します。
  • テナントのために割く時間が増える
    契約締結に向けて契約書の作成、ビルの点検やビルの不具合があったときのテナントへの連絡・テナントからの連絡(入居後のテナント管理)、家賃管理や電力・水道・ガスの契約が一括だった場合のメーターの検針などオーナー様とテナントが1:1から1:2、1:3の関係になり、オーナー様のご負担が増えます。

参照:店舗の基本設備スペック
参照:テナント管理は必要か
参照:テナントの適正坪数について

 

以上のように分割貸しは一長一短ですが、最終的には何を優先するかでお決めになると思います。ご判断に迷われたり、何かお悩み・ご心配事がございましたら当社総合施設管理までお気軽にお問い合わせ下さい。デメリットで記載した電気・水道の検針業務や共用部の清掃等も当社で承っています。オーナー様のご負担を減らせられるようにお力添えできればと思います。

 

 

 

 

 

 

By | 2019年3月25日

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