足場工法と無足場工法の違いについて

はじめに

 建物の外壁等の修繕をする場合、大きく2種類の工法があります。

足場工法

 建物の周囲に仮設の足場を組み立てて作業員がその上を移動しながら作業を行う方法です。

無足場工法

 足場を設置せずにロープやゴンドラなどを使って直接作業場所へアクセスする方法です。

具体例

1. 設置物

  • 足場工法: 大規模な仮設足場を設置します。
  • 無足場工法: 足場を設置せず、ロープアクセス(ブランコ工法)やゴンドラ、高所作業車などを使用します。 

2. コストと工期

  • 足場工: 道路使用許可、道路占用許可・機械等設置届等の提出および、足場の設置・解体費用と期間が必要なため、全体的なコストと工期は長くなる傾向があります。
  • 無足場工法: 足場費用がかからないため、コストを削減でき、工期を短縮できることが多くあります。 

3. 作業範囲と適用場所

  • 足場工法: 足場全体が安定した作業スペースとなるため、広範囲かつ複数の作業員による同時作業、資材の運搬に適しています。
  • 無足場工法: 作業員がアクセスできる範囲が限られるため、部分的な補修や狭い場所、特殊な形状の建物に向いています。
          大規模な全面改修では、かえって工期が長くなり割高になる可能性もあります。 

4. 安全性と施工状況の確認

  • 足場工法: アンカーを壁に打ち込み足場を固定することにより、安定した作業床が確保されるため、安全性が高くなります。
  • 無足場工法: 作業員の技術力に依存する部分が大きく、天候の影響も受けやすい。また、作業箇所に近づけるのは作業員のみのため、
          施工後の目視確認は写真や動画に頼ることが多くなります。 

5. 周辺環境への影響

  • 足場工法: 足場の設置により、建物の景観を損ねたり、日照を妨げたり、防犯上の懸念が生じたりすることがあります。
  • 無足場工法: 足場がないため、景観や生活環境への影響が少なく、防犯性も向上します。 

結論として、足場工法は大規模で広範囲な作業に向いており、無足場工法はコストや工期を抑えたい場合や、足場の設置が困難な場所での部分的な作業に適しています。

特徴足場工法無足場工法
主な用途大規模・広範囲な作業隣地までの距離が狭い建物(足場が立てられない)の作業、部分的・ピンポイントな作業
適した場所建物全体の外壁塗装や大規模修繕足場の設置が困難な場所・狭小地
コスト高め(足場代がかかる)低め(足場代をカットできる)
工期長め(設置・解体に時間がかかる)短め(すぐに作業が開始できる)
安全性非常に高い(安定した足場がある)作業員の技術力に依存する(ロープ等)

弊社では事業用不動産に特化し、ビルの管理運営業務を行っています。賃貸管理・建物管理につきましてのご相談等ございましたら、お気軽にご相談くださいませ。

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By | 2026年2月27日

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