水道料金の基本

水道料金は水をたくさん使うほど料金単価が高くなる仕組みになっていますが、これは生活に必要な水を安価に供給し、また、節水を心がけてもらうことを目的としているためです。

水道料金の請求書には「水道」と「下水道」という項目があります。

水道料金は文字通り水道の水の料金です。
これは水道局が2ヶ月に1回(1ヶ月に1回の所もあるかもしれませんが、2カ月に1回の所が多いです)検針をして、使用した水の料金(従量料金)と基本料金を請求します。

下水道料金はトイレやお風呂、台所排水等を下水道に流している所で使用料がかかります。これも水道料金と同様、基本料金+従量料金という考え方ですが、排水の量をはかることはかなりの手間(機器の設置や検針)がかかるので、水道で使用した水量が下水道に流れる量として計算します。

この二つの項目の内訳(基本料金・従量料金)を説明します。

基本料金

使用水量の有無に関わらず水道メータの口径に応じた金額となります。口径が大きいほど金額も高くなります。
いつでも安全でおいしい水を供給できる体制を維持するため、固定的にかかる費用です。主に検針や料金収納、またはメータ設置費、水道施設の維持管理費などにあてられます。

従量料金

東京都の水道料金は、口径別に従量料金を定めています。従量料金は段階的な水量ランクに区分され、それぞれのランクごとに1立法メートル当たりの料金単価が設定されています。給水量に応じて変動する、薬品費や動力費などにかかる費用です。
上記を踏まえて、計算をしてみましょう。(※東京23区の場合)
(例)メータ口径25㎜、2ヶ月で59m³使用した場合の料金を求めます。

使用水量を1/2にし、1ヶ月当たりの使用水量を求めます。尚、端数が生じたときは一方の月に寄せてください。2ヶ月で59m³の場合は30m³と29m³となります。

  1.  1ヶ月30m³の計算
    • 基本料金:メータ口径25㎜なので、1,460円です。
    • 従量料金:
      1~5m³@0円×5m³=0円
      6~10m³@22円×5m³=110円
      11~20m³@128円×10m³=1,280円
      21~30m³@163円×10m³=1,630円
      小計:1,320円
  2.   1ヶ月29m³の計算
    • 基本料金:メータ口径25㎜なので、1,460円です。
    • 従量料金:
      1~5m³@0円×5m³=0円
      6~10m³@22円×5m³=110円
      11~20m³@128円×10m³=1280円
      21~30m³@163円×9m³=1,467円
      小計:2,857円

計算式

(基本料金1,460円×2ヶ月分+従量料金(1.)1,320円+(2.)2,857円)×1.08(消費税)=7,664円

この水道料金に、下水道料金が加算された金額が、水道料金の請求金額となります。
※従量料金の単価等は、以下をご参照ください。

東京都水道局「水道料金・下水道料金の計算方法」

 

以上が東京23区の水道料金の計算方法です。

 

 

水道料金の精算方法は水道、下水道共に地方自治体が建設する地域も多くあるため、料金も独自に設定していますので地域によりかなり差があります。

また、事業用ビルの場合は受水槽を設置している物件が多いです。その場合は所有者が水道局から請求を受け各テナントへ請求するのが一般的です。この場合は、子メータを設置し、所有者か管理会社がメータ検針を行い上記計算方法とは別で諸経費を含め計算されるケースが多いです。

水道料金の仕組みを理解すれば、水道料金の節約につながるかもしれません。

 

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■参照:電気料金の基本

 

By | 2017年1月17日

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