「これな~に?」~スケルトン室内編3~

このページでは、ビルにおけるよく見かけるさまざまな設備に関して「これはいったい何だろう?」という疑問に対して役割を写真でご紹介していきます。

8.スケルトン室内編3

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スプリンクラー(すぷりんくらー)

消火・防火用スプリンクラー設備 消火用スプリンクラー設備とは自動消火設備の一つで、建物の天井に配水管を配置し、これにスプリンクラーヘッドを一定間隔で取り付け、有効な給水源に連絡したものである。ヘッドが火災の熱によって一定温度(67~75℃)に達すると、放水口が開いて圧力水がヘッドの散水板に衝突し、広い範囲に散水する。放水とともに消火ポンプが自動的に作動し、同時に警報ベルが鳴る。主止弁を手動で止めなければ散水は続く。この設備の基準は建築基準法、消防法によって規定されている。防火用スプリンクラー設備はドレンチャー設備といわれ、隣接建物の火災による当該建物への延焼を防ぐための設備である。屋外に設けたスプリンクラーから出る噴霧水を壁、窓、屋根に一様に吹き付け、放射熱による加熱を水の蒸発によって抑え温度上昇を防ぐ。この設備は重要木造建造物のほか、耐火構造物の開口部などに設けられる。

スプリンクラー(すぷりんくらー)

 

非常用照明(ひじょうようしょうめい)

非常用照明は、避難するための通路や居室に対して、一定の照度を確保するための防災設備の事です。非常用照明には内部に電池が収納されており、電源供給が断たれた際であっても、自動的に内部電池から給電されるよう作られています。火災を原因として停電しても、避難するための明るさは自動的に確保されるような仕組みになっています。

非常用照明(ひじょうようしょうめい)

 

避難口誘導灯(ひなんぐちゆうどうとう)

事や災害時に、建物内の人々を安全に建物の外に誘導するための照明器具です。誘導灯設置位置や大きさは、消防法によって細かく規定されています。誘導灯は、内部にバッテリーを持ち、停電時に20分間以上(建物によっては60分間以上)点灯し、夜の災害時による停電時でも、安全に出口へ誘導出来るようになっています。

避難口誘導灯(ひなんぐちゆうどうとう)

 

非常ベル(ひじょうようべる)

非常ベルとは、起動装置(ボタン)、音響装置(サイレンを除く)、表示灯、電源及び配線により 構成されたものをいいます。起動装置(ボタン)を強く押してベルやブザーを鳴らし、火災などの発生を周囲に知らせる事ができます。

非常ベル(ひじょうようべる)

 

煙感知器(けむりかんちき)

煙感知器とは、火災感知器の1つです。主に2つのタイプがあり、「光電式スポット型感知器」は、感知器の内部に煙が入ると、発光部から出る光が煙の粒子にあたって乱反射することで受光部が感知するタイプで、「光電式分離型感知器」は、送光部の感知器と受光部の感知器間に目に見えない光ビームがあり、このビームが煙によってさえぎられることで感知するタイプです。

火災感知器は、煙感知器の他に、感知器周囲の温度変化を感知する熱感知器と、炎から生じる紫外線や赤外線を感知する炎感知器があります。
煙感知器を含む感知器は自動火災報知設備のひとつで、音声やベル音などで建物内にいる人に火災を知らせる警報ベル、消防機関へ火災発生を通報する火災通報装置などの設備で構成されているケースが多くなっています。

 

館内放送用スピーカー(非常用放送設備)(かんないほうそうようすぴーかー)

サイレンは、時として必要以上に緊迫感をあおる場合があり、パニックを引き起こすことが多く、冷静な判断が難しくなるようです。また、高層建築や大型地下街などでは、サイレンだけではどこで火災が発生しているのかわからず、適切な避難ができないなどといったことから、情報伝達を速やかに行うための音声警報の基準が設けられています。そこで非常用放送設備には、自動火災報知設備等からの信号により起動する機能を義務づけ、階情報を含む発報放送と火災放送の2段階の自動音声警報を行えるよう、基準が設けられています。

館内放送用スピーカー(非常用放送設備)(かんないほうそうようすぴーかー)

 

点検口(てんけんぐち)

点検口とは、天井や床下などの配線や配管を見るための入口です。建物の維持管理において重要なもので、点検口があると、経年変化による漏水事故などの防止や建物の傷み具合を定期的に点検することができます。
一般家屋では設置されていないことも多いようですが、点検口があるかないかで修繕のやりやすさやコストが違ってきます。点検口をチェックすると、施工技術の水準や建物に対する姿勢が分かるともいわれています。天井や床下をくまなく点検できるよう、必要な箇所にきちんと点検口が設置されている建物は、長期メンテナンスに配慮した建物だといえます。

点検口(てんけんぐち)

 

 

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By | 2021年11月19日

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